外壁修理⑤

工事のシムラです。

天候で予定がズレながらも、やっとタイル張後の工程に進めます。

それは、

シーリング(コーキング)工事です。

今回のシーリング工事は、各階の切り替わり部分と追加で縦目地を追加しました。

昨今は、鉄筋コンクリート造等の躯体の作り方は柱と壁を構造上 縁を切る完全スリットを設置するなどが 多くなってきています。

今回直すことになった物件はそれ以前の構造体でした。

そのためか、微量ではありますが、動く躯体に対して緩衝材となるコーキング材が無かったため、タイルの動きが取れなくなり、はじける形で、大きなタイルの浮きが発生したと考えられるため、新規にタイルを張り替えた場所には追加でコーキング目地を施しました。

これで、長く健全な形を長い間保持できると信じて、タイルを洗い、足場をばらして工事完了となります。