あれから30年

こんにちは。ウサミホームズリフォームの前島です。

先週は「阪神淡路大震災」について書きましたが

今回もその続きです。

1995年1月17日に「阪神淡路大震災」が起こり、当時自営で建築業に従事していた私は翌年の1996年11月から半年間、災害復興支援工事の為に神戸の西宮市に居ました。

当時を思い出すと、震災から約2年が経ち倒壊した建物を目にする事はありませんでしたが、街のあちらこちらに建物が倒壊した跡地と思われる空き地がありました。公園には仮設住宅が並んでいました。

あと武庫川のコンクリートの護岸が数百メートルにわたり大きく隆起していたり

、歩道橋の1段目が歩道から50センチ近く上がっていて、激しい縦揺れ地震が

あった事が十分に想像出来ました。

新在家という所の倒壊した紡績工場の跡地に復興事業に従事する作業員の為の

巨大な簡易宿泊施設が作られ、そこから横倒しになった阪神高速道路3号線の下を走る国道43号線を通り、甲子園球場を横目に見ながら西宮に通いました。

今年であれから30年が過ぎましたが目にした事を忘れる事はありません。

先週も書きましたが近年の木造住宅は新耐震基準に適合している為、30年前の

神戸みたいな事は起きないと思いますが、新耐震基準の住宅でも注意が必要なのが「家具の固定」です。

事実「阪神淡路大震災」でも倒れてきた家具の下敷きになられた方が相当数あったと聞いた事があります。

基本的に寝室には大きな家具を置かない事が重要だと思いますが、置く場合は

金物等を使って柱や壁に固定する事が大切です。

そして注意する点は固定する柱や壁が頑丈である事です。

壁の中には柱か下地材があるのでそれを見つけて固定します。マンションの外壁面はコンクリートの場合もありますが、それでも固定方法はあります。

困られたらウサミホームズにご相談ください。

お待ちしております。

以上前島でした。