柱の直下率
ウサミホームズ。リフォームプロジェクトの前島です。
柱の直下率という言葉をご存じでしょうか?
新築住宅・リフォームの施工管理兼大工の私ですが、稀に友人に頼まれ
プラン間取り図面を書きます。
その時に注意するのが1階の柱と2階の柱がどれくらい揃っているかという
直下率です。
上は少し前に友人に頼まれ考えた友人宅のプランですが、直下率は75パーセント
を超えています。一般的には50パーセント以上であれば耐震的に配慮された
建物とみなされます。もう一つ強い建物をつくる方法として4mピッチに通柱を
設置して梁と梁の接合を最小限にするモノコック構造だと私は思います。
図面の丸印が通柱の位置で梁の端部は全て通柱に接合しています。
地震の多い日本なのでこれに限らず、いろいろな工法が考えられ強い建物が
日々、作られています。
建築は確実に進歩しています。
以上前島でした。