GL(住宅建築地盤)の設定

ブログが苦手の ウサミホームズ。住宅営業課 吉川です。

住宅にかかわらず建築物を建築するのに最初に決めておかなければならないことの一つとしてGL(地盤面)の設定があります。またこの地盤面を設定するにもどこのポイントを基準にするか(BMベンチマーク)がどこなのかも決めておかなければなりません。工事に取り掛かる時点ではレーザーを使って測定を致しますが、お客様にご提案させて頂く段階(営業時点)では概略となります。とは言えCAD図面に落としたり、パース図を作成する段階においても実際に完成する建物に近い様にするためにはいい加減に設定する訳にはいきません。しかしレーザーを使っての測定をしていては時間も手間も費用も掛かってしまいます。

私が行っている方法としてはまず、BMを決めます。ほぼほぼ不変的なもの境界杭とか杭がない場合では道路にあるマンホールであったり側溝の1点を基準点としてそこから現状の地盤がどれほど上がっているのか下がっているのかを測ります。その目視による方法としてブロック積等を利用いたします。ブロックは大体幅400で高さ200でありますので何段積んであるかでおおよそ判断が付きます。道路付近では4段見えているのに敷地の奥の方は2段しか見えないとすればおおよそ200×(4-2)=400で道路から約40㎝上がっていると言うことになります。これはほんの一例で土地それぞれによって見方は変わってきます。

地盤の基準をしっかりと決めることは、建物だけには限らず、人生においても大切なことだと思います。基盤がブレることなくしっかりと地盤に足をつけ自分の人生を歩みたいです。