イニシャルコスト・ランニングコスト・ヘルスコスト
ブログが苦手の ウサミホームズ。住宅営業課 吉川です。
先日の寒かった朝のことです。実家に泊まった朝、目が覚めて寒くて布団から出たくなかったのですが、トイレに行きたかったので寒い中凍えそうな廊下を通りトイレに行きました。廊下は寒かったのですが、トイレが暖かいではないですか。便座が暖かいのでないのです。トイレの空間そのものが暖かいのです。実家のトイレのことはよく知らなかったのですが、最近トイレリモコンを見て自動ボタンがいろいろ付いていて機能も分からず自動に設定しておいたのです。そのなかに室暖房というのがあってONにしておいたのです。20年前のシートタイプの便座ですが、ある一定温度以下になると自動的に温風が出てトイレを暖めてくれるのです。快適でした。
住宅を考える時、誰もが健康で長生きできて快適に暮らせる様いろいろ考えるかと思います。お金を掛ければ快適に暮らせる設備はいくらでも設定できます。しかし、その設備にはランニングコストも考えなければなりません。実家のトイレリモコンのいろいろなスイッチがOFFになっていたのは両親が住んでいた時に電気代を節約するためだったのだと思います。でもそれでは快適な設備を設定した意味もなく快適にも暮らせずヒートショックで倒れてしまう可能性もあったのです。かと言って節約をしなければ生活費が払えなくなってしまいそもそも生活苦に陥るかもしれません。
人それぞれ価値観も違えば考え方も違います。健康で長生きできて快適に暮らし続けるには、イニシャルコスト・ランニングコスト・ヘルスコストの絶妙なバランスを考えなくてはいけないのだと思います。私自身住宅の営業をしておりますのでお客様に対しても人それぞれの価値観・考え方が御座いますので設備や仕様につきましてはメリット・デメリットをご説明させて頂きご提案しております。