レッカー車
工事のシムラです。
レッカー車と言うと、駐車禁止して車を持っていかれるときの車を想像するかもですが、このレッカー車とは、建物の躯体を組み立てるときに使う重機のことです。
木造住宅の建方で使用するのは、吊り上げるものが「木」と言うことで比重が1以下の物をメインに吊り上げる為、10t/m~13t/mくらいを使うことがほとんどです。
3階建を組み立てるときも13t/mベースのピタゴラスと言う特殊車両くらいです。
今回、建物調査でレッカー屋さんにの事務所に出向きました。
先程紹介したような小さなレッカー(ラフター)車などではなく、吊り上げ能力が100t/mを超えてくると、そのままでは日本の道路を通行できません。
そのため部材を作業する現地で組み立てをして作業することになります。
ちょうどお邪魔した時に220t/mの車両の組み立てをしていました。
専用の機械でジブ(レッカーの腕部分)を吊り上げていました。
これを吊り上げて車両についている本体とをくっつけます。
