第1回:【保存版】カップボードの種類と選び方|後付けでも失敗しないための基礎知識

キッチンリフォームでよくご相談いただくのが、「カップボード(食器棚)を後付けしたい」というお悩みです。実はカップボードにもいくつかの種類や設置方式があり、それぞれにメリット・デメリットがあるのをご存知でしょうか?
今回は、後悔しないカップボード選びのために、代表的なタイプを分類し、それぞれの特長をわかりやすく解説します。

1.据え置き型(スタンドタイプ)

✅ 特徴

  • 家具店などで購入して、置くだけですぐに使えるタイプ
  • 引っ越しや模様替えにも柔軟に対応できる。

✅ メリット

  • 工事不要で導入がラク
  • 比較的リーズナブル(数万円から可能)
  • 買い替え・撤去がしやすい

❌ デメリット

  • 地震対策(転倒防止)が必要
  • サイズやデザインがキッチンとチグハグになる場合も
  • 壁面とのすき間や掃除のしづらさが気になることも

2.システムキッチン連動型(ビルトイン風)

✅ 特徴

  • キッチン本体と同じメーカーが展開する、統一感のあるデザインのカップボード。
  • 家の新築時にセットでつけることが多いが、後付けも可能

✅ メリット

  • キッチンとの調和がとれ、美しい仕上がり
  • 家電用のコンセントやスライド棚など、機能性も高い
  • 組み合わせパターンが豊富

❌ デメリット

  • メーカーによっては、既存シリーズが廃番の可能性あり
  • 壁下地の補強や配線が必要で設置工事が発生する場合あり
  • 据え置き型よりややコストが高め

3.オーダーメイド型(造作家具タイプ)

✅ 特徴

  • 空間に合わせて一から設計・製作する完全オリジナルのカップボード。
  • 壁一面を収納にするなど、自由な設計が可能

✅ メリット

  • 空間を最大限活用できる
  • 収納力・素材・使い勝手などすべてを自分仕様に
  • デザインにこだわりたい方にも最適

❌ デメリット

  • 費用が高くなりやすい(数十万円〜)
  • 設計・製作・施工に時間がかかる
  • 打ち合わせの手間がやや多め

4.収納方式による違い(どのタイプにも該当)

収納方式特長メリットデメリット
引き出し式スライド収納で小物に最適出し入れしやすく整頓しやすい奥行きの広さに注意
開き戸式扉を開ける一般的なタイプ大皿や家電も収納可能開閉スペースが必要
スライド(引き戸)式横にスライドして開閉省スペースで動線の邪魔にならないホコリ対策・滑りやすさに注意
オープン棚式見せる収納・飾り棚にも取り出しやすくカフェ風にも◎ホコリ・地震対策必須

どれを選ぶ?判断のポイント

置き家具でサッと収納を増やしたい→  据え置き型
キッチンと揃えて美観と機能をアップ→  システムキッチン連動型
空間を無駄なく、こだわり抜きたい→  オーダーメイド型

【まとめ】暮らしに合ったカップボード選びを

カップボードは「食器をしまう棚」ではなく、「暮らしの効率と美しさを支えるキッチンの主役」でもあります。
どんな使い方をしたいか、家族の動線やライフスタイルに合っているかをしっかり考えて選びましょう。

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