第2回:空き巣の7割は“窓”から侵入!? 窓まわりの防犯対策とリフォームのすすめ

「カギを閉めているから大丈夫」…そう思っていませんか?
実は空き巣の侵入経路で最も多いのが「窓」
国の調査によれば、住宅への侵入の約7割が窓からというデータもあり、特に無施錠の小窓や裏手の窓が狙われやすい傾向にあります。
そこで今回は、“窓まわり”に特化した防犯対策をご紹介します。

被害が起きやすい窓のパターン

  • トイレや浴室などの小さな窓(油断しがち)
  • 2階の窓(見られにくいと思って無施錠のままにしがち)
  • 勝手口・裏手の掃き出し窓(人通りが少なく狙われやすい)

今すぐできる「窓の防犯対策」

1.補助錠の取り付け(工事不要)

窓のクレセント錠(標準のカギ)だけでは簡単に開けられてしまうことも。
市販の補助錠(スライド式・ワンタッチ式)をもう一つ取り付けるだけでも侵入難易度がUP

💡費用目安:1個数百円〜/DIYで取り付け可能

2.防犯フィルムを貼る

窓ガラスを割ってクレセント錠を開ける「ガラス破り」対策には、防犯フィルムが有効。
ガラスを割っても飛び散らず、侵入に時間がかかるため犯行を諦めさせる効果が期待できます。

💡注意点:厚みや性能に差があるため、信頼できる製品を選ぶのがポイント

リフォームでできる!窓の本格的な防犯強化

3.防犯ガラスに交換

2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟んだ合わせガラスは、割れても貫通しにくく防犯性が非常に高いです。
雨戸や格子をつけたくない方にも人気の方法です。

💡費用目安:1窓あたり5〜10万円程度(サイズや種類による)

4.面格子やシャッターの設置

物理的に侵入を防ぐ「面格子」「電動・手動シャッター」は、見た目の防犯アピール効果も抜群。
特に浴室やトイレなど人目の届きにくい小窓には◎。

💡面格子:1~3万円程度/雨戸・シャッター:3万〜10万円程度

5.センサーライト+防犯カメラを窓付近に設置

「見られている」と感じさせるだけで空き巣の多くは諦めます。
人感センサー付きのライトや、スマホで確認できる防犯カメラの設置も有効。

💡最近はソーラー式やワイヤレス対応のものもあり、施工も簡単

まとめ

空き巣は「音が出る・時間がかかる・目立つ」家を避ける傾向があります。
つまり、手間をかけさせる&目立たせる工夫が、最大の防犯に。

今できる補助錠やフィルム貼りから、将来的には防犯ガラスや格子リフォームも検討することで、
“防犯性の高い家”に変わっていきます。

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