第3回:「築20年の家」どう変わる?人気リフォームのポイント解説!
築20年。見た目はまだまだでも、内側は“変わりどき”?
「うちはまだ大丈夫」「見た目はそんなに古くないし」
――築20年というと、そんな感想を持たれる方が多いのではないでしょうか。
ですが、プロの視点から見ると、築20年というのは“住まいの節目”。
設備や構造の“見えない部分”に、じわじわと経年劣化の兆しが現れる時期でもあります。
今回は、そんな「築20年の住まい」を見直すための
リフォームの考え方・チェックポイント・人気の改善内容について解説します。

「そろそろ寿命」な設備が増えるタイミング
築20年というのは、多くの住宅設備が“更新期”を迎える年数です。
たとえば…
設備・部材 | 一般的な寿命目安 |
---|---|
給湯器 | 約10〜15年 |
浴室・キッチン | 約15〜20年 |
トイレ・洗面化粧台 | 約20年 |
屋根材・外壁塗装 | 約10〜20年 |
配管(鉄・銅管) | 約20〜30年(素材による) |
これらは突然壊れてしまうことも多く、壊れてからの修理より、計画的な交換の方が費用も抑えられるケースが多々あります。

暮らしの変化に家が合わなくなる
20年前と今では、家族構成やライフスタイルも大きく変わっているはずです。
- 子どもが独立して部屋が余っている
- キッチンに立つ時間が減って調理スタイルが変化した
- 夫婦2人でのんびり過ごせる空間がほしい
こうした“暮らしの質”にまつわる見直しは、住まいの満足度に直結します。今の生活に合わせて住まいを調整することは、「第二の人生」をより快適に過ごすための第一歩とも言えます。

見えない「ダメージ」が蓄積している可能性も
築20年の住まいで、もっとも見落とされがちなのが「構造や配管の劣化」です。
- 床下でのシロアリ被害
- 配管の錆や詰まり
- 屋根や外壁のひび割れ・雨漏り
- 結露による壁内のカビや断熱材の劣化
こうした問題は目に見えないため気づきにくいのですが、放っておくと大規模修繕が必要になることも。定期点検や小規模な修繕を早めに行うことで、将来的な出費を抑えることにもつながります。

築20年ならではの“見直しポイント”とは?
築20年前後の住まいに人気のリフォームには、次のような傾向があります。最近では、国や自治体の補助制度をうまく活用できるケースも増えてきており、こうしたタイミングでの検討がおすすめです。
✅ 水まわりの一新
使い勝手・衛生面・節水性能などが大きく向上している現在の設備に入れ替えるだけで、日常生活の快適さがぐんとアップ。補助制度の対象になりやすいリフォームの一つです。
✅ 断熱・窓まわりの強化
築20年前後の住宅は、断熱性が不十分なケースも多いため、内窓の設置や断熱材の追加で冷暖房効率が向上。光熱費の節約だけでなく、省エネ関連の支援対象になることも。
✅ バリアフリー対応
段差の解消、手すりの設置、引き戸への交換など、将来を見据えた“安心設計”が注目されています。こうした工事は、高齢者向けの助成制度が活用できる可能性も。
✅ 外装メンテナンス
外壁や屋根の塗装・張替えは、見た目の美しさだけでなく、住まいを“守る”ための予防策。エコ素材や遮熱塗料などを選べば、申請対象となる場合もあります。

プラスひと言
💡「これ、補助金使えないのかな?」と思ったら、まずは気軽に聞いてみてください。
ウサミホームズ。では、各種制度や申請手続きについてもアドバイスを行っています!
5.「今やるべきこと」vs「今は待てること」を分けよう
限られた予算の中で、何を優先的にリフォームするべきかを見極めることも大切です。
- 緊急性の高いもの(設備の劣化・構造の問題)
- 将来的に費用負担が大きくなるもの(外壁や屋根など)
- 快適性が大きく変わるもの(断熱・キッチン等)
ウサミホームズでは、予算・暮らし方・将来の住まい方をトータルに考えながら、今必要な部分と後回しにできる部分をプロの目線でご提案しています。

最後に:築20年、“今こそ”が変えるチャンスです
見た目に大きな問題がなくても、築20年の住まいには、「そろそろ手を入れておくべき」ポイントがいくつも存在します。
- 設備の更新で暮らしやすさを
- 劣化予防で住まいの寿命を延ばす
- 将来の暮らし方に備える準備を
こうした観点で住まいを見直すことで、「20年目からの家」は、さらに快適に・安心に変わっていきます。住まいのこと、気軽に相談できる“かかりつけ”の存在としてウサミホームズ。はいつでもお手伝いします。

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