オーバードア

ブログが苦手の ウサミホームズ。住宅営業課 吉川です。

今回は外構のカーポートの失敗談です。ぜひ皆様のリフォームやお家探しの参考にしていただければ幸いです。

実家のカーポートは敷地の形状で縦列2台分のスペースを確保して設計してあります。道路際にはオーバードアを設置し屋根付きのカーポートでその奥にシャッターつきの車庫といったかんじです。

実家の外構は20年位前に自分が設計したのですが、失敗というのはオーバードアです。高齢になっていく親のことを考え重いシャッターは電動にし、価格を押さえるために比較的軽いオーバードアは手動にしたのですが、これが間違いでした。大雨の時を考えてみて下さい。1人で車をカーポートあるいは車庫へ入れようとするとまず車を路上に駐車させ手動のオーバードアを跳ね上げなければなりません。いくら軽いといえども両手で行わなければなりませんので傘などさせません。もちろん境界ぎりぎりに設置してあるためカーポートの屋根などかかっておりません。ずぶ濡れ状態です。車庫のシャッターは電動なのでいいのですが、カーポートの屋根がかかっているので結局手で開けても濡れずにすむのです。車を降りてからは車庫からもカーポートからも建物の軒が出ているので雨に濡れず玄関まで行ける設計になっているのですが、オーバードアを跳ね上げる段階でずぶ濡れです。

オーバードアも電動にしておくか、むしろオーバードアを設置しなかった方が良かったということです。外構の設計を考えるときは天候も考えなければいけないということです。

写真はイメージです。